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債務整理に強い弁護士・司法書士を見つけるための8つのポイント

債務整理を弁護士や司法書士に依頼するとしても、どの弁護士・司法書士に依頼したら良いかわからないという方は少なくありません。そもそも、ほとんどの方にとっては、弁護士や司法書士に依頼することそれ自体が一生のうちに一度あるかないかのことでしょうから、そもそもどんな弁護士や司法書士が良い専門家なのかということもわからないものです。

そこで、この記事では、良い弁護士や司法書士を見つけ出すポイントについてお話していきます。

どの弁護士・司法書士に頼んでも同じではありません

弁護士や司法書士に、任意整理や過払い金の返還の手続きの代理を依頼する際には、資格をもっているのだから「どの弁護士・司法書士に頼んでも同じ」ということにはなりません。たとえば、医師にも名医とかゴッドハンドとよばれるような医師がいるように、依頼をする弁護士・司法書士によって、あなたの案件の処理結果は変わるものです。それこそ債務整理は、あなたの一生を左右させるほどの重大な問題ですから、専門家選びは慎重に行いたいものです。

いまではインターネットがありますので、単純に弁護士や司法書士を探すだけなら、弁護士や司法書士を探すことそれ自体は難しい作業ではありません。インターネットを用いなくても、法テラスや弁護士会・司法書士会にアクセスすることで、弁護士・司法書士を相談してもらうこともできます。

しかし、インターネットの情報は、とにかくたくさんありますし、その何をどう見て判断すれば、一般の方にはなかなかわからないものです。また、法テラスや弁護士会・司法書士会は、必ずしもあなたの案件にふさわしい弁護士や司法書士を紹介するとも限りません。

まずは、インターネット等での弁護士・司法書士選びのポイントからお話していきます。そのポイントをまとめると、次の通りになります。

  1. 債務整理に精通している事務所を選ぶ
  2. 債務整理や借金についての記事の多い事務所を選ぶ
  3. 料金体系が明確な事務所を選ぶ
  4. 無料相談を実施している事務所を選ぶ
  5. 弁護士・司法書士費用の分割払いに対応している事務所を選ぶ

債務整理に精通している事務所を選ぶ

まずは依頼する案件である債務整理に精通している事務所を選ぶことが何よりも大切です。弁護士も司法書士もその全員が債務整理を得意としているわけではありません。特に最近の弁護士は、専門分野が特化する傾向がありますから、その得意不得意がハッキリでる傾向があります。ウェブサイトを用意している弁護士事務所であれば、それぞれの事務所で主に取り扱っている分野についての紹介・説明があるはずですから、その中で債務整理の位置づけが重たい事務所を選ぶべきです。

司法書士も、登記事務がメインの事務所や、成年後見業務がメインの事務所もありますので、すべての司法書士が債務整理を得意としているわけでありません。また、司法書士が任意整理や過払い金返還のための代理業務を行うためには、認定司法書士として認定されている必要がありますので、その司法書士が「認定番号」をもっているかどうか(認定司法書士であれば、その認定番号をウェブサイトのどこかで必ず示していると思います)を確認することも大切でしょう。

債務整理や借金についての記事の多い事務所を選ぶ

弁護士事務所や司法書士事務所のウェブサイトは、いわばパンフレットのようなものですから、顧客である依頼人にむけた宣伝のために開設されているのが一般的です。ですから、その弁護士・司法書士が、依頼を受けたいと思っている事件について、何かしらの記事を掲載していることが少なくありません。また、実際に弁護士や司法書士に依頼される際や、その後債務整理を進めていく上でも、債務整理や借金についての知識が増えることは良いことですので、そのような記事を参考にしながら弁護士や司法書士を選ぶことも良いかもしれません。

費用が財布に優しい事務所を選ぶ

債務整理は、お金に困っているからこそ弁護士や司法書士に依頼するものですから、やはり費用面でも優しい事務所を選ぶことは大切です。

仕事に自信があるから報酬額は高めに設定しているという事務所もありますので、必ずしも費用の安い事務所を選ぶべきというわけではありませんが、お金に困っていることがわかっている顧客から依頼を受けるのに、費用面で配慮がない事務所というのは、本音としては債務整理の依頼を引き受けたくないという事務所なのだと推測することもできます。具体的には、次の3つのポイントが重要だと思われます。

料金体系が明確かどうか

お金に困っている方状況で、弁護士や司法書士に、決して安くはない金額を支払うことになりますので、いくら払う必要があるのかということが明確であることは、とても大切です。実際の報酬額の算定は、個別の事案の状況よっても変わる場合がありますから、必ずしも具体的な金額が提示されている必要はないかもしれませんが、目安となる金額は提示されている事務所を選ばれた方が安心でしょう。

無料の相談を受けることができるか、分割払いに対応しているか

弁護士や司法書士に依頼(相談)したくてもお金がない、という声をよく耳にします。当然、弁護士や司法書士もこのことはわかっています。ですから、最近では、債務整理の案件では、初回の相談を無料としている弁護士・司法書士事務所が増えました。

むしろ、債務整理の依頼を受けたいと思っている事務所であれば、初回相談を無料とするのは、ほぼ当たり前という時代になりつつあります。同様の理由で、債務整理の依頼を受ける準備のある事務所では、弁護士・司法書士費用の分割払いに対応しているところがほとんどです。

【関連記事】 17任意整理を専門家に依頼するといくらかかるのか?

実際に相談してみなければわからないことがたくさんあります

ここまでウェブなどで弁護士事務所や司法書士事務所を選ぶ際のポイントについて、お話ししてきましたが、実はこれでは、弁護士や司法書士を絞りきれないのが正直なところです。現在、ウェブなどで債務整理の依頼を引き受けることを宣伝している弁護士・司法書士事務所のほとんどが、この条件を満たしているからです。

結局のところ、最終的な弁護士・司法書士選びのポイントは、直接その専門家とあって確かめるしかないのです。以下では、弁護士・司法書士と実際に相談される際のポイントについてお話していきます。

レスポンスが早いかどうか

弁護士や司法書士への相談は、事前にその予約を取り付けておくことが一般的です。この予約には、事務所へ電話することで申し込むほか、インターネットを介してメールや予約フォームなどで申し込める事務所もあります。

ネット経由の場合では、当然にそうなりますが、電話の場合であっても弁護士のスケジュールを確認する必要があったりしますので、多くの場合には、事務所から折り返し連絡があり相談の日時が設定されることになると思います。

この際のレスポンスの早さも良い事務所か悪い事務所かを見極める1つのポイントになります。債務整理の場面では、様々な対応を迅速に行ってもらわなければならないことがたくさんありますから、弁護士・司法書士だけでなく、事務所全体として早期に確実に対応してくれることが大切なのです。

約束した時間が守られているか

債務整理に限りませんが、弁護士や司法書士に案件の処理を依頼する際に最も重要なのは、信頼関係です。信頼関係の基本は、やはり約束を守ることです。それを計る最初の物差しが、予約をした時間に相談が始められるかどうかということでしょう。

ただ、弁護士や司法書士は多忙なことが多いですから、急な案件等の都合で、5分や10分遅れるということはあるかもしれませんが、予約の時間から30分や1時間も待たされるような事務所では、あなたにとって重大な案件を任せるには、やはり不安が残ります。

必要な情報を確認してくれるか

債務整理を適切に行うためには、アクションを起こす前にしっかりとした見通しを立てることが大切です。精度の高い見通しを立てるためには、あなたの状況について、詳しく知らなければいけません。たとえば、借入残高と収入額だけを聞いたところで、「あなたの場合には、任意整理をしましょう」といったように早急に結論を決めてしまう弁護士や司法書士に依頼されることはあまりお勧めできません。

実際にも当初の見通しが甘かったために、再度の債務整理や、任意整理後に自己破産をしなければならなくなったというケースは少なくありません。きちんとした見通しを立てるためには、最低でも、次に挙げるような点については、確認する必要があると思われます。

①借入先 ②借入額 ③借入時期 ④返済状況 ⑤月収 ⑥収入が安定しているかどうか ⑦家計(支出)の具体的な状況 ⑧家族構成

デメリットの説明をしてくれるか

債務整理は、どの手続きを用いたとしても、必ず何かしらのデメリットがあり、あなた自身に不都合が生じます。たとえば、任意整理であれば、ブラックリストに掲載されることで、数年間は新規のローンを組めなくなりますし、破産の場合であれば、一定の職の欠格事由となっていますから、仕事を辞めなければならなくなる場合だってあります。

また、債務整理の方法によって、借金が減額される程度も異なります。そのようなことについて、丁寧に説明してくれる弁護士や司法書士であれば、安心して債務整理を任すことができるでしょう。債務整理をはじめるに当たって心配されていること、不安に思われていることを弁護士や司法書士に尋ねてみた際に、親身に、丁寧に応対してくれるかどうか、ということを観察することも大切でしょう。

あなたの意向を尊重してくれるか

先にお話したデメリットの点にも関係しますが、債務整理はあなたのこれからを左右する重要な問題ですから、まずはあなた自身の意向が尊重されるべきです。実際に、「持ち家は手放さずに債務整理をしたい」、「仕事の都合があるので破産は避けたい」、「時間はかかってもかまわないから1円でも多く過払い金を取り戻したい」というように、依頼人のニーズは様々です。

それといまの借金の状況をうまく折り合いをつけて解決作を見いだすのが、法律のプロである弁護士や司法書士の仕事であるともいえます。ですから、「うちの事務所は、いつもこのやり方です」というように、専門家の方針を一方的に押しつけるような事務所に、依頼をするのは避けるべきでしょう。

しかし、専門家としてあなたの状況を誠実に検討した結果、あなたの意向には沿えない(意向に沿うことはあなたの利益とならない)という場合も、当然にあります。専門家とあなたとの意見に食い違いがあるときには、「なぜ専門家がそう思うのか」ということについて丁寧に説明してくれるかどうかというのも良い弁護士・司法書士を選ぶ重要なポイントです。

もちろん、あなたのことを親身になって考えてくれる専門家の意見に耳を傾けることも、相互の信頼関係を構築する上で大切なことです。依頼人との間で信頼関係が築けないと判断した場合には、弁護士・司法書士は依頼を拒絶することもできますし、途中で辞任することもできます。

費用についての説明が丁寧か

債務整理の依頼の場合には、他の案件の場合以上に、専門家へ支払う報酬への配慮がなされるべきでしょう。専門家への報酬はその仕事の質によって決められるのが基本的な道理でしょうから、単純に金額が高いか安いかということで専門家を評価するべきではありませんが、その説明を丁寧にしてくれるかどうかということは、良い専門家であるかどうかを見極める重要なポイントになります。

分割払いに対応してくれるかどうか、あるいは法テラスへの持ち込みができるかどうか(分割払いには対応していなくても法テラスへ持ち込みできるのであれば、事実上は分割払いになります)といったことについて、きちんと説明してくれるか(資金繰りが厳しいあなたへの配慮があるか)どうかというのは、債務整理を依頼する専門家を選ぶ際には、重要なポイントとなるでしょう。

相性がよいかどうかを見極める

弁護士や司法書士も人ですから、やはり人と人との相性があります。こればかりは、実際に相談してみなければわかりませんし、あなた自身にしか判断できないことですが、専門家選びで後悔しないためには、非常に重要な要素です。幸い、いまでは、無料で初回の相談を実施している弁護士・司法書士事務所が多くなりました。

ですから、この専門家であれば安心して任せられると思える弁護士・司法書士に出会うまで、色んな弁護士や司法書士に相談されるということも、よい弁護士・司法書士をみつける1つの良い方法です。

複数の専門家に相談をしましょうほとんどの方にとって弁護士や司法書士と相談されることは初めての経験でしょうから、最初の相談だけでは、よい弁護士・司法書士なのかよくわからないと思います。したがって複数の専門家に相談してみることも時には重要です。無料で相談をしてもらったのに、依頼をしないのは申し訳ないと感じてしまう方が少なくないようですが、専門家に仕事を依頼する場面では、セカンド・オピニオンという考え方がすっかり定着していますから、弁護士・司法書士としても、他の専門家に相談されるかもしれないということは、おそらく織り込み済みですので、そのような遠慮は必要ありません。

しかし、債務整理の案件は切迫した状況になってはじめて弁護士や司法書士に相談されるというケースが少なくありませんから、実際にはそのような時間的余裕のない場合もあります。納得して信頼できる弁護士や司法書士を探し出すため(それは満足のいく債務整理を安心して行うことにつながります)にも、切迫した状況になる前に債務整理を開始されることが大切なのです。

依頼すべきでない弁護士・司法書士の見分け方 ――提携事務所にご注意ください

ここまで、弁護士・司法書士を選ぶ際のポイントについて、お話してきましたが、次は、「選んではいけない」と思われる弁護士・司法書士についても触れたいと思います。

事務員が相談を実施している事務所

債務整理に限らず、専門家への依頼はまず相談からはじまります。弁護士や司法書士の業務は、依頼人の状況を正しく把握し、依頼人の意向を確認しなければ適切に行うことができませんから、相談は非常に重要です。その相談を、弁護士・司法書士ではなく、事務員(事務局長という肩書きの人がする場合が多いです)が行う事務所が、少なからず存在します。

弁護士・司法書士が直接面談することが義務づけられています

弁護士や司法書士の業界団体である日本弁護士連合会(日弁連)や、日本司法書士会連合会(日司連)では、債務整理業務のガイドラインを定めていますが、このガイドラインにおいても、相談は必ず資格者が直接行わなければならないとされています。

相談を事務員が行うということは、業界団体が定めたガイドラインすら守れていない事務所ということになります。このような事務所は次にお話する提携事務所である可能性も高いですから、依頼をするべきではありません。

貸金業者と提携している事務所もあります

債務整理の場面では、貸金業者はその相手方ですからいわば「敵」です。その敵と通じている弁護士・司法書士事務所も、実は存在しています。これを「提携事務所」とよんだりしています。貸金業者と提携しているから「提携事務所」なのです。

ヤミ金や登録業者でも悪質な業者から借り入れた借金の返済が滞った際などには、「債務整理をされるならこの弁護士(司法書士)が良いですよ」と、これらの業者から専門家を紹介されることがありますが、この紹介された弁護士・司法書士はまず提携事務所であるといって間違いありません。これらの(悪質)業者としてみれば、どうせ債務整理されるなら少しでもこちらに有利な和解をしてくれる専門家にやらせようと考えるわけです。

また、悪質業者から紹介された事務所でなくても、たまたま依頼した事務所が提携事務所である可能性もないわけではありません。提携事務所に共通しているとよくいわれる特徴を挙げておきますので、参考にされてください。

  • 相談を資格者ではなく事務員(事務局長)が行っている
  • 対面の相談ではなく電話の相談しか行われない(この場合は電話口にいるのが資格者であるかどうかも怪しいです)
  • 弁護士(司法書士)法人でもなく弁護士(司法書士)の数がわずか(1名とか2名)なのにもかかわらず「全国対応」をうたい文句にしている(丁寧な対応ができるはずがありませんし、依頼人が遠方にいることは弁護士や司法書士が直接面談できないことの理由にもなりません)
  • 弁護士(司法書士)報酬が不明瞭
  • 債務整理の依頼後に、債務整理の経過について説明を求めてもきちんと説明してくれない
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